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ぜひ大人が見るべき 国会で語られたネットいじめの実態 [行政・国・公的機関・政治]

2008年4月25日の衆議院 青少年問題に関する特別委員会でネット上の有害情報について参考人を招いて質疑が行われました。この中でネットいじめの現状が赤裸々に語られ、強い衝撃を受けました。あまりの衝撃に看過できないと思い、この記事を書くことにしました。この国会中継はぜひ大人が見るべきです。

動画は衆議院TVで見ることができます。直リンクはこちら。議事録はこちら

参考人の意見聴取の中で、財団法人インターネット協会副理事長 国分氏とソフトバンクの孫正義氏はネット全体を広い視点から見た意見を述べていたと感じました。

それに対し、全国webカウンセリング協議会理事長の安川雅史氏は主にメールを使ってのネットいじめの現状について具体例を挙げて語っていました。

その内容は衝撃的で、陰湿かつ精神的暴力だと感じました。内容的には男子トイレで用を足している写真をケータイで撮られた事例、付き合っている男女それぞれになりすましメール別れを告げて分かれさせようとした例、プロフィールサイトに他人になりすまして嘘のプロフ(しかもひどい内容)を掲載された例などなどです。

とにかくこれらが本当に起こっていて、被害者は非常に精神的に傷ついているという現実をどれだけの大人が知っていようか。私自身、ネット上の報道で見たことはあるものの、ここまでリアルに伝えられたせいでショックを受けました。世の大人、特に子供を持つ親はぜひ見るべきです。現状から目をそらしてはいけません。

このような事が起こる原因はやはり子供のネットリテラシーが低いということ。家庭や学校でネットのマナーや注意点、有意義な使い方を教えるべきです。

特に親のリテラシーが総じて低いというのは各種アンケート調査で分かっています。

親がケータイに関して詳しくなかったり、子供に何を教えるべきなのかという情報が不足しているのが現状です。国は親に問題の現状と、ルールやマナーの周知を行うべきだと思います(例えばこんなのとか)。

とにかく映像を見てください。状況は深刻なのです。そして皆でこの問題を考えましょう。

【追記】2008-05-12 17:37 議事録追加しました(本文修正済み)。



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