SSブログ

KDDIが中部テレコミュニケーションを買収? [パソコン・インターネット・IT]

KDDIが中部電力の光ファーバー事業会社を買収するらしいですね。買収する会社は中部テレコミュニケーション(CTC)です。

これが本当だとすると東海地方で光ファイバー網を使ったサービスでそれなりのシェアを獲得するのではないでしょうか。

それでもNTTのシェアには及ばないと思います。今後もNTT対非NTT連合の対決は続くだろうと思いますが、NTTに勝つのは難しいでしょう。

私はアンチNTTなのですが、その理由として既に持っている大きなシェアのせいで他の事業者h不利な戦いを強いられ、NTTの料金が高止まりしている原因になっていることが挙げられます。

もし他の事業者の方が高いシェアをもっていたなら電話代やプロバイダ料金はもっと下がるでしょう。現にYahoo!BBが大きなシェアを獲得したおかげでNTTもADSLの料金を引き下げたという経緯があります。

NTTの強みとしては既に全国津々浦々に自前の局舎とネットワークを持っていることでしょう。

そして全国の電柱を利用しています。電柱には電力会社が所有しているものとNTTなど通信会社が保有しているものがあるそうですが、NTTは大半の電柱を既に利用しています。

電柱には使用許可を得ないとケーブルを架線することができないので、新参者は許可を得るという膨大な作業を行わなくてはなりません。電柱によってはこれ以上ケーブルを這わせる余地が無いものもあるでしょう。

NTTからケーブルを借りて事業を行うにしてもケーブル自体はNTTの局舎に入っているので、通信装置をNTTの局舎に置かなくてはなりません。つまりケーブルを借りるお金と局舎を借りるお金をNTTに払った上で事業を行わないといけないのです。

以上の事は私がニュースサイトや官公庁のWebサイトを斜め読みした上での情報なので間違っていることもあるかもしれません。しかし様々な理由でNTTが圧倒的優位に立っているので我々消費者が高いサービス料金を払い続けていることは知っておいて欲しいものです。

通信 (日経文庫―業界研究シリーズ)

通信 (日経文庫―業界研究シリーズ)

  • 作者: 増野 大作
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 単行本


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。