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1票の格差を是正する方法があった [行政・国・公的機関・政治]

2009年8月30日に衆議院選挙が行われる予定です。

この選挙ではぜひ多くの若者が投票し、高齢者が一番得をする現在の政治・行政のあり方を変えて欲しいなと強く思っています。

それは置いておいて、同じ日に最高裁判所裁判官国民審査というものも行われるのをご存知でしょうか。

これは最高裁判所の裁判官を辞めさせるかどうかを投票する制度です。つまり、選挙権とは別に国民審査権というのが存在するのです。


先ほど知ったのですが、この制度について一人一票実現国民会議という組織が問題提起をしています。

実は選挙で投じた1票が、日本のある場所では1票以下の重みしかないのです。しかもその場所というのは日本の約半分もあるそうなんです。

そしてこの問題について違憲ではない(=憲法違反ではない)と主張している最高裁判所の裁判官がいるということです。

裁判官がそういう意見を持っているなら1票の格差が違憲だという訴えが最高裁まで行ったとしても「合憲」という判決が下る可能性があります。

現に今まで公職選挙法が違憲・無効とされたことはないそうです。


これを知ったとき、私はこれは改めなければいけないなと感じました。なぜなら同じ投票でもその力が変わってしまうのですから。こんな状態では平等な選挙とは言えませんよね。

あまり話題にはならない国民審査ですが、ぜひこの問題を考えた上で、同意できない裁判官には投票用紙に×を書きましょう。


一人一票実現国民会議という組織なのですが、サイトに掲載されている発起人・賛同者に有名な方が何人も含まれています。

例えば楽天の三木谷さん、GREEの社長、中央大学法科大学院の野村修也さん、オリックス宮内義彦さん、LEDの開発で有名な中村修二氏などです。

このメンバーを見ただけでも信用してしまいましたが、それ以外にも弁護士の方々などがおられます。

みなさんもぜひこの問題に関心を持って欲しいと思います。


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