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自分の年金のためには給与明細の保管が絶対必要だね [テレビ・ラジオ]

今NHKのクローズアップ現代を見終わったが、危機感がありました。

年金記録がテーマで、テレビとしては初めて第三者委員会を撮影したものなんだそうです。


VTRでは2つの事例を紹介していました。

1つは厚生年金の未加入期間があり、同じ時期に同僚も未加入だったケース。

未加入期間中も給料から社会保険料が天引きされていました。現在その会社は存在しません。

記録上は入社後2年経ってから退職までの支払いがされていましたが、空白の2年間があります。

かなり昔のため給与明細は既に手元にはなく、未加入時期に撮った写真などを添付し、第三者委員会に記録回復の申し立てをしました。

第三者委員会では当時の同僚に電話をして状況を聞いていました。

それらの結果から信頼性が高いとして記録が回復されました。


もうひとつの事例。

同じく納めていたのに厚生年金に未加入とされ、会社は既に存在しません。

給与明細も存在せず、同僚も未加入となっていました。

第三者委員会が調べたところ、会社が社会保険事務所に届けていませんでした。

結局申し立ては却下されました。



これを見て思った事。つまり給与明細は全部取っておくこと。それも死ぬまで。

給与明細さえあれば支払っていた事は証明できるので、払っていたのに未加入だった期間を回復させる可能性が高まります。

私は今までのを全部取ってあるのですが、火事などで無くなっちゃうと困るのでスキャナでスキャンしておこうかな。

それと定期的に自分の記録を確認する事も必要ですね。


テレビ初公開の第三者委員会ということですが、結構な人数がいたし、確認作業にも時間がかかりそうな感じがよく伝わってきました。

運営費は税金が使われているので、社会保険庁がもっとしっかり対応していればこんな無駄遣いをせずに済んだのにと思ったのは私だけじゃないと思います。

こういった内容を放送してくれたのはさすがNHKですが、国民年金の場合も知りたいし、厚生年金の他の事例ももっと知りたいのでぜひ続編をお願いしたいです。


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