環境問題にも配慮した使い切りデジタルカメラ エコデジモード

ネット上のニュースサイトで見た時から気になっていたのですが、何とフジテレビのニュースでも取り上げられるなど、結構注目されているようです。

それが使い切りのデジタルカメラ、エコデジモードです。

発売しているのはパレットプラザや55ステーションを展開しているプラザクリエイトです。

このカメラの特徴は何と言っても環境問題に配慮していること。

カメラの液晶部分が使用済み携帯電話の液晶画面を再利用しています。まだ使える液晶画面をリユースすることで、リサイクルするよりもエネルギーの節約とゴミ減量になっているはずです。

従来のフィルム式使い捨てカメラ同様、現像に出した後はデータ消去など再整備を行って再び製品になります。これなら無駄なゴミが出ずに済みますね。

今後はさらに再生部品の比率を高める予定らしいです。

この取り組みには好感が持てます。携帯電話はまだ使えるのに捨てられることが多いので、ぜひこの製品が普及して欲しいです。

それ以外の特徴は、防水(ウォータープルーフ)だということ。外装が透明なプラスチックで覆われていて、水を気にせずに使えます(多分、海などの塩水はだめです)。使い切りなのによく考えられていると思いました。

スペック的には300万画素で50枚撮りと、普通に使う分には問題ないと思います。

撮影してから10秒以内なら撮り直し可能なのはデジカメならでは。一発勝負のフィルムカメラとは違いますね。

現像はエコデジモードを販売しているパレットプラザか55ステーションで行えます。プリントと同時に画像を収録したCDが無料で付いてきます。フィルム現像でいう、「現像無料」が「CD無料」に変わった感じです。ただL版プリントが1枚37円なのはちょっと高めか。

このカメラはまだ東京近郊の一部店舗で限定販売されているだけですが、全国で手に入るようになるといいですね。

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