画面に触れて操作できるHPのTouchSmart PC

HPのTouchSmart PC IQ500というタッチパネル搭載のパソコンについて書きたいと思います。

このパソコンは既に2代目で、最大の特徴は画面触れて操作できるところです。Tablet PCだとペンで操作しますが、このパソコンは指で操作できます。

このパソコンの初代モデルが出た時から非常に興味を持ちました。指で操作するパソコンというのは一体どういう使い心地なのか気になったし、使ってみたいと思ったからです。

それと相まってデザインも特徴的です。NECや富士通から出ているリビングPCというのがありますが、それの奥行きを狭くした感じです。メーカーとしては家族で共有するパソコンを想定しているのでしょうが、私は個人で使っても十分便利ではないかと思います。

マウス操作とどちらが便利かは使ってみないと何とも言えないのですが、ゲームや動画再生に向いていそうです。

PDFの閲覧なんかはワイドディスプレイのおかげもあり、直感的に操作できそうです。マウスとキーボードの閲覧だと表示サイズが大きいPDFを見るのに苦労するんですよね。

絵を描くのにも向いていそうです。絵心のある人にはこの操作感は便利だと思います。

スペック的にはCPUやメモリは十分でしょう。旧モデルではちょっと不満があったのですが、その辺は現行モデルで解消されました。

ビデオがオンボードなのでちょっと心配です。画面が1680x1050のWSXGAの22インチワイド液晶なのでビデオ性能が貧弱だと処理がもたつきそうだからです。恐らくメーカー側がこれで問題なしと判断してのことでしょうからそこを信じましょう。

ディスプレイにカメラとマイクが内蔵しているのでIP電話や動画チャットをすぐに利用できるのもいいですね。それを考えるとSOHOやテレワーク程度なら仕事でも使えるんじゃないかと思います。

残念なのはテレビチューナーが搭載されていないところです。調べてみたら別モデルのIQ700には地デジチューナー搭載モデルが用意されていました。地上デジタル放送も見たい方はこちらを選ぶ必要がありますね。

ここ数年のHPは環境問題への対応に熱心だと感じています。このパソコンはRoHS対応なのはもちろん、J-Mossにも対応しており、有害物質の使用がかなり抑えられていることが分かります。J-Mossまで対応しているのは外資メーカーとしては珍しいんじゃないでしょうか。

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